令和3年度[第33-W2913-01号]御前崎港海岸津波対策緊急に伴う設計業務委託(港内4号ゲート実施設計)

本業務は、御前崎港海岸の港内4号ゲートにおいて、津波や高潮等の災害から人命、財産を守ることを目的とした陸閘の細部設計および実施設計である。細部設計では、「陸閘基本設計」で定められた諸元に基づき、詳細な部材構成や部材諸元を決定し、使用限界・終局限界における配筋計算および配筋図の作成を行った。底版の配筋計算では、レベル2地震時の作用に対し安全性を確保するため、FLIP解析結果から照査用震度を算出し、配筋を照査した。また、ひび割れによる鉄筋腐食の発生が懸念され、維持管理性向上のため、ひび割れ誘発目地の構造細目を検討した。機器仕様については、将来的な遠隔制御システムの整備を考慮し、400Vから200Vに降圧するトランスの設置を検討した。付帯施設設計では、避難用の鋼製階段、現地踏査にて確認した排水経路の切り回しを検討した。胸壁取付設計では、隣接する東埠頭4工区の胸壁設計成果を基に、西側取付区間の設計条件等を整理し、躯体諸元を決定した。実施設計では、粘り強い構造として背後地のコンクリート舗装を検討し、陸閘の図面、数量計算書を取りまとめた。

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ソース https://mycityconstruction.jp/products/10008
作成者 静岡県 御前崎港管理事務所
メンテナー 静岡県 御前崎港管理事務所
最終更新 12月 5, 2022, 21:24 (JST)
作成日 12月 5, 2022, 21:24 (JST)
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