大阪市立大学は、1880年の大阪商業講習所設立に始まり、日本で初めて市立の大学として発足した旧制の大阪商科大学を経て、今日まで続く長い歴史と伝統を持つ公立大学です。公立では数少ない総合大学であり、高い水準の多様な学問研究を基盤とする研究大学として歩むとともに、「理論と実際との有機的な連結を重視する学風」や市井の精神に発した自主独立・自由進取の気風を重んじて、大阪の発展や日本と世界の未来を担う人間を長年育成してきました。

大阪市立大学は、これらの伝統を生かしつつ、8学部11研究科の多彩な学問分野にわたる総合大学として、国際的かつ個性的で多様な研究の場を活かしながら、高度で闊達な少人数教育を行っています。